校長挨拶

 この度、令和6年度末人事異動により、牧の原小学校に着任しました寺島光浩(てらじまみつひろ)と申します。着任に際して、私の思いを伝えさせていただきます。

 私は10数年前、印西市教育委員会に勤務しており、様々な業務を行っていました。その中の一つに、牧の原小学校の開校に向けての仕事があり、平成27年度の開校をめざして、様々な準備・調整をしておりました。当時の全校児童となる子どもは、わずか50名前後で、6年生の人数は3名(全員女子)だったと記憶しています。「修学旅行はどうするのか。校外学習や運動会、様々な行事はどのように行うのだろうか。」など、あれこれと当時は私なりに気になることがいくつもありました。「自分がもし赴任したら、こうしようかな、ああしようかな・・・。」など、勝手な想像を巡らせていたことも、懐かしい自分だけの思い出です。やがて、こうした私の心配事は、保護者や地域、学校関係者の方々のご理解やご協力、ご支援によって払拭され、開校式典が無事に終わった時は、すっと心が軽くなる思いがしました。

 あれから10年、今では印西市はもとより、北総管内学校の中で児童数(4月1日現在1,135名)は、原小学校に次いで2番目に多い学校になりました。

第4代校長として着任した今、あの時の「牧の原小で仕事がしたいなあ。」という思いが叶い、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。

今後は、開校当時から変わらぬ教育目標「心豊かで、心身ともにたくましい子どもの育成」を継承し、より充実した教育活動を進めていく所存です。

最後に、人は皆、必ず良い面をもっています。職員一同、全力を挙げて、子どもたちの一人一人のもつ、良さや無限の可能性を引き出し、輝かせるよう、努力して参ります。そして、教師もまた一人の人間、一人一人の持ち味が十分に生かされるよう努めたいと思います。

 保護者・地域の皆様におかれましては、本校教育活動へのご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

   令和7年4月 校長 寺島光浩